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フレイムヘイズ みんなが考えたフレイムヘイズ置き場です。 リスト ジュレビ・ヴィシェフラット マリア・リアフィールド
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【種別】 存在 【初出】 I巻 【解説】 “紅世の徒”による『世界の歪み』の発生を防ぐために彼らを討つ異能の遣い手たち。単に「討ち手」とも呼ばれる。“紅世の王”と、“王”と契約した元人間の、二人で一人を指している。 その呼び名の由来は、“王”との契約の瞬間に人間が垣間見る『炎の揺らぎ』からである。その幻視の光景から、いつしか『フレイムヘイズ』と呼称するようになったようだ。 『炎髪灼眼の討ち手』など、身に宿す“王”とその能力に応じた称号を持つ。称号は『■■の○○手』という形で統一されており、同じ“王”であれば、契約者が代替わりしても称号は替わらない。 19世紀後半から20世紀前半までの対[革正団]戦争以降、フレイムヘイズに呼びかける時は、契約者の名前を先に、“王”の名前を後にするのが礼儀とされた。 契約者の内に宿る“王”は、フレイムヘイズによって様々な形状をとる神器を通して意思を表出し、外界の様子を感知する。 フレイムヘイズと契約する“王”の真名が“□□の××”という形式を取るのは、より人間の側に近づいている=人間の立場に立つと言うことの暗喩。ただしメタレベルでの話であり、作品内ではこの件について触れられることはない。 【フレイムヘイズの誕生と生き方】 『世界の歪み』がいつか『大災厄』を引き起こすと考えて同族を倒す決意をした“紅世の徒”たちが、世界のバランスを崩さずにこの世の“徒”を討つために数百年間の試行錯誤の末に神威召喚を応用して、フレイムヘイズ誕生のシステムを作り上げた。 その性質上、基本的に“王”がフレイムヘイズとなるが、例外として、ダンタリオン教授の『強制契約実験』の被験者となったフレイムヘイズのなかには、普通の“徒”と契約した者もいる。 “紅世の徒”は人間の強い感情を感知したり共感したりする能力があるため、“紅世”に届くほどの“徒”に関する強い感情を抱いた人間を探し出し、人間に契約を持ちかける。 人間側が契約を了承することで、契約した人間の「人としての全存在」(運命という名の器)が“紅世の王”の召喚の代償として捧げられ消滅し、消滅した存在の分の時空に空いた空白に“紅世の王”が『器』に見立てて身体を入り込ませ、完成する。 この際に“王”の本体は休眠し、『器』の大きさに合わせてその存在の大きさを調節する。 “徒”と闘う事が大前提であるため、基本的に“徒”に対する強い憎しみを持った人間を“紅世の王”は選ぶこととなる。 そのため基本的にフレイムヘイズは契約する前の人間時代に“徒”に何か大事なモノを奪われ、奪った“徒”に対する復讐心を原動力に、人としての全てを捨てて契約し戦っていた。『復讐者』であるため、若年者や激情家が多く、個人行動を好むものが多い。 しかし、いかに当初は強い憎しみを抱いても、長い年月その憎しみを維持することは難しく、また復讐を果たした後も“徒”と戦い続ける宿命にあるため、大抵のフレイムヘイズは精神をすり減らし、“徒”との戦いに疲れて自殺同然に消え果てる者も多かった。 そのため、いかに不老といえど、フレイムヘイズが長生きできることは希である。 長生き出来る者は、人間にとっては後付けに過ぎない「世界のバランスを守るという使命」を生きがいに出来たり、戦うことに生きがいを覚える、屈強かつ奇特な精神と実力を兼ね備えた一部の者のみであった。 “紅世の王”に復讐心を利用され、道具同然に使い潰されて消えるその様から、“徒”はしばしばフレイムヘイズを“討滅の道具”と蔑称していた。 ただし例外もおり、幼少期からフレイムヘイズとなるべく育てられたシャナ、誰かを守りたいという善意から契約を果たしたユーリイ、教授に契約させられたサーレらは、特に復讐心を持っているわけではなかった。 19世紀後半以降、封絶の普及によって、一般人が親しい人物を喰らわれたことに気づくことが出来なくなり、フレイムヘイズとなるための激しい感情を抱けなくなることが多くなっていた。 復讐心が冷めてしまった、もしくは復讐を果たしたフレイムヘイズの中には、長い年月を経て、使命である「両界のバランスを守る事」を習慣を越えて生きる目的そのものまでに純化し、『調律』を存在意義とする者もおり、調律師と呼ばれていた。本編では、カムシン・ネブハーウがその一人であった。 復讐心を持たなくなったフレイムヘイズの中には、互助施設外界宿の管理者となって、後進の育成や種々の便宜を取りはからう者もいた(例:ピエトロ・モンテベルディ、『大地の四神』)。 【能力】 フレイムヘイズは“存在の力”を操作する力(ただし個人の修練が必要)と、『器』に宿った“王”の莫大な“存在の力”を扱うことができ、その炎の色は契約した“王”と同じである。“王”の本質と契約者の持つ強さのイメージにより力を使う。 彼らが行使する力は、「炎」に限定されない。むしろ、本当の意味での炎使いは、シャナなど一部の者に限られる。 耐久力・膂力・治癒力は人間の域を遥かに上回る。程度としては、鉄の塊で出来た大砲を大して力を使わなくても軽々と持ち運んだり、胸を貫かれるような人間から見た致命傷でも戦闘を継続できたり、斬られた傷が数十分で完治したりする。強力なフレイムヘイズほど治癒は早い。 フレイムヘイズの“存在の力”の量は、人間だった時の「運命という名の器」の大きさを最大値とする。そのため、器が大きいほど強力なフレイムヘイズが生まれる可能性が上がる。契約するまではその正確な大きさは把握できないが、王族などの世への影響力が高くなる可能性のある者は器も大きい傾向がある。 器の中の“王”の力は消費しても自然回復が可能だが、あまり効率は良くないらしく、また常に戦闘が起きる可能性があることから、封絶の展開や修復には、基本的に自分の力ではなくトーチを使っていた。場合によっては人間を使うこともあるので、その気になれば人を“存在の力”に変換して使うこともできるようだ。 この世の流れから外れた存在であるため、“存在の力”に関する事象をありのままに感じとることができる。 それ故に“徒”に喰われて消えた人間を忘れることはないが、代わりに『本来そこにあったはずの世界』との違和感を感じることができなかった。 【フレイムヘイズと人間との差】 契約の際に『運命という名の器』を捧げるため、契約後は人間だった時のことは存在を食われた人間のように周囲の人から忘れ去られてしまった(おそらく写真などからも消える)。ただし、持ち物に関しては契約しても消えずに残るようだ(衣服など)。 『運命という名の器』を失った後は、その身体はこの世への広がりを無くし、肉体的成長・変化ができなくなる。不老であることや、腕を失っても再生するような人外の回復能力はこの副作用だった(フレイムヘイズが望めば、傷跡を自分の身に残すことは可能である)。 フレイムヘイズとして世を動かしたり、他人の記憶に残ることは可能だが、フレイムヘイズが死ねば写真や持ち物は消えてしまう(ただし存在の消失を感じ取れる人間の記憶には残るようだ)。 契約者が死亡したり、契約者の精神が崩壊するほどの衝撃を受けると、“王”との契約が解除され、器(契約者の身体)は砕け散り、炎と共に死体は欠片も残らず消滅する。これは“王”との契約を任意で解除した場合も同じである。 身体が炎と化して消滅するまでの過程は、状況・または個人差によって微妙に差異があるようで、意識がまだあっても致命傷を負った時点で徐々に炎と化して消滅する者もいれば、死んでも即座には消えず一時的に死体が残る者、身体を砕かれたと同時に炎と化し「爆散」するものもいる。 【現代のフレイムヘイズ】 フレイムヘイズになる人間は、通常はカムシンや『大地の四神』のように生前から存在の喪失を感知できる人間が“徒”と闘う為にフレイムヘイズとして契約する。たが、封絶の浸透でそういった特殊な人間も“徒”に襲われていることに気づけないことが多くなり、新たに契約する新参フレイムヘイズは減っていた。 現代では外界宿に所属する人間の構成員の他、吉田一美や佐藤、田中のようにフレイムヘイズと関わることで“存在の力”を感知するようになった者がフレイムヘイズとなることも稀に起きるようになり、減少傾向ではあるものの現代まで生まれ続けていた。 しかし、最終巻で新世界『無何有鏡』が創造されたことで、“紅世”との繋がりが断ち切られたこの世(旧世界)に“王”が渡り来ることは不可能になったため、旧世界で新たなフレイムヘイズは誕生し得ない。 新世界『無何有鏡』は“存在の力”に満ちあふれているので、“徒”の放埓を止めようとする秩序派の“王”でも自身が顕現・人化して活動が可能なので、人間と契約をする必要が無くなった。 ただし、新世界でも“王”があえてフレイムヘイズを誕生させる事自体は可能なようであり、外伝『ローカス』でカイムは新たな契約者を見つけて、新世界最初のフレイムヘイズ『空裏の裂き手』となったと語られている。 新世界では、“徒”が人食いを行わなくなったため、フレイムヘイズが“徒”の存在それ自体を悪として討滅することが時代遅れと見なされるようになった。“徒”の討滅の是非は、存在そのものから、その“徒”がとった行動に討滅の基準が変わりつつあるのである。 これについてベルペオルは、その状況をフレイムヘイズと“徒”に共通する『法』の萌芽かもしれないと考察した。 なお、『狩人のフリアグネV』で旧世界に残ったフレイムヘイズたちは楽隠居生活で、未だに“徒”の討滅に熱意を燃やしている『弔辞の詠み手』のような人物は少ないらしい。 【補足 契約した“王”主体の能力】 『清めの炎』と呼ばれる能力によって、契約者の身体的な汚れや体内の解毒を行なうことが出来る。 『称号』 氏名 :(契約した“王”) 『炎髪灼眼の討ち手』 シャナ/マティルダ・サントメール :(“天壌の劫火”アラストール) 『弔詞の詠み手』 マージョリー・ドー :(“蹂躙の爪牙”マルコシアス) 『万条の仕手』 ヴィルヘルミナ・カルメル :(“夢幻の冠帯”ティアマトー) 『儀装の駆り手』 カムシン・ネブハーウ :(“不抜の尖嶺”ベヘモット) 『鬼功の繰り手』 サーレ・ハビヒツブルグ :(“絢の羂挂”ギゾー) 『極光の射手』 カール・ベルワルド/キアラ・トスカナ :(“破暁の先駆”ウートレンニャヤ&“夕暮の後塵”ヴェチェールニャヤ) 『輝爍の撒き手』 レベッカ・リード :(“糜砕の裂眥”バラル) 『星河の喚び手』 イーストエッジ :(“啓導の籟”ケツアルコアトル) 『皓露の請い手』 センターヒル :(“殊寵の鼓”トラロック) 『滄波の振り手』 ウェストショア :(“清漂の鈴”チャルチウィトリクエ) 『群魔の召し手』 サウスバレイ :(“憚懾の筦”テスカトリポカ) 『焦沙の敷き手』 ノースエア :(“遍照の暈”ウィツィロポチトリ) 『愁夢の吹き手』 ドレル・クーベリック :(“虚の色森”ハルファス) 『従佐の指し手』 パウラ・クレツキー :(“叢倚の領袖”ジェヴォーナ) 『枢機の向き手』 ボード :(“勘破の眼睛”フェイ) 『无窮の聞き手』 ピエトロ・モンテベルディ :(“珠漣の清韻”センティア) 『震威の結い手』 ゾフィー・サバリッシュ :(“払の雷剣”タケミカヅチ) 『憑皮の舁き手』 ドゥニ :(“截の猛狼”ガルー) 『殊態の揺り手』 アレックス :(“環回の角”ハーゲンティ) 『犀渠の護り手』 ザムエル・デマンティウス :(“吾鱗の泰盾”ジルニトラ) 『姿影の派し手』 フランソワ・オーリック :(“布置の霊泉”グローガッハ) 『昏鴉の御し手』 ヒルデガルド :(“鬼道の魁主”ヴォーダン) 『具象の組み手』 ダン・ロジャース :(“弄巧の摽”フィフィネラ) 『骸軀の換え手』 アーネスト・フリーダー :(“応化の伎芸”ブリギッド) 『擒拿の捕り手』 オルメス :(“至知の月輪”ケリドウェン) 『剣花の薙ぎ手』 虞軒 :(“奉の錦旆”帝鴻) 『強毅の処し手』 季重 :(“突軼の戟”窮奇) 『精微の解き手』 笵勲 :(“賢哲の鑑”白澤) 『露刃の巻き手』 劉陽 :(“瘴煙の鉦”相柳) 『玉紋の騎手』 ナム :(“曠野の手綱”名乗らず) 『燿暉の選り手』 デデ :(“爛班の炉”シャフレワル) 『理法の裁ち手』 ヤマベ :(“祛邪の刻屈”オオヤマクイ) 『興趣の描き手』 ミカロユス・キュイ :(“異験の技工”ヨフィエル) 『氷霧の削ぎ手』 ノーマン・パーセル :(“凜乎の涌沸”スリュム) 『戈伏の衝き手』 クレメンス・ロット :(“利鋭の暗流”ノート) 『荊扉の編み手』 セシリア・ロドリーゴ :(“欺蔽の套子”クエレブレ) 『魑勢の牽き手』 ユーリイ・フヴォイカ :(“虺蜴の帥”ウァラク) 『蘇活の撫し手』 アルマ :(“生阜の抱擁”ケレス) 『攪和の打ち手』 グリンカ :(“紀律の按拍”ダジボーグ) 『奔馳の抜き手』 ジョージ :(“長柯の腕”ルグ) 『誑欺の吐き手』 ファーディ :(“闊遠の謡”カリオペ) 『替移の接ぎ手』 アーヴィング :(“訓議の天牛”ザガン) 『空裏の裂き手』 クロード・テイラー/二代目(氏名不詳) :(“嘴距の鎧仗”カイム) 『棺の織手』 ティス :(“冥奥の環”アシズ) 番外 『誘惑の絡め手』 (不明) :(不明) 『理性の担い手』 (不明) :(不明) 『潜める追っ手』 ノトブルガ :(“秘説の領域”ラツィエル) 『末路の語り手』 シュルス・レルリス :(“筆記の恩恵”ペネムエ) 『葉書の読み手』 魔女理銅子 :(“不明”丸子師走) 【由来・元ネタ】 英語でフレイムは「炎」、ヘイズは「もや、霧、かすみ」という意味。フレイムへイズ(Flame Haze)とは「炎の揺らぎ」という意味らしい。 多くの契約者の姓は、西洋の作曲家の名前からとられている。決して誰でも知っている名前ではないが、音楽史を学んでいれば名前を聞いたことがあるレベルを中心に選ばれているようである。 【コメント】 ☆アニメ版から登場していた。 ☆番外編にも出てこないような二次創作ネタを入れるのやめないか(メアや[巌楹院]のゴグマゴーグは出てるな)? ☆外伝にちゃんと登場しているキャラクターは入れていいだろう。 ☆[宝石の一味]のコヨーテがオルメス以外にティスとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆新世界『無何有鏡』が創造されたから、フレイムヘイズはもう二度と生まれないんだろうな。 ☆↑というか、人間の存在を分解する事を不可能とする理がフレイムヘイズ誕生の阻害(過去・現在・未来を捧げる事の妨害になる)という余禄を生んでたりしてな。もちろん、そんな副次作用は無いのかもしれないけどな。 ☆↑2新世界『無何有鏡』に渡ってない“徒”もいるが、“紅世”との繋がりが断ち切られたことでこの世で生まれる可能性も無くなった。新世界『無何有鏡』では多分生まれないだろうけどな。 ☆“存在の力”があふれている新世界『無何有鏡』なら、人間のままでも自在法を扱うことできそうだしな。喰われることもないから、戦うにしてもフレイムヘイズ化する必要が無いかもしれないな。 ☆↑封絶を張られたら、手も足も出ないんじゃないか?たとえ核兵器を持ち出してもどうにもならないのは、『冷戦下の事件』の通りだ。 ☆↑原作でも『封絶』張られてようが、動く手段はいくつか出ているわけだが?そして宝具『ヒラルダ』の例を見てもわかるとおり、人間であっても自在式は扱える。既に用意してある自在式を動かすことが出来るなら、自らそれを生み出すことも当然可能だろう。なにしろ旧世界と違って、“存在の力”を使うと自分が消えるって枷がないんだからな。 ☆高橋弥七郎の新作『カナエの星』でも、『半開きの目』という力が登場している。
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用語解説-原作フレイムヘイズ 『炎髪灼眼の討ち手』シャナ【『えんぱつしゃくがんのうちて』しゃな】[フレイムヘイズ]-原作 【紅世の王】〝天壌の劫火〟アラストール 【神器】コキュートス 【自在法】 【宝具】 【登場】I~X巻、0巻、紅蓮 『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメール【『えんぱつしゃくがんのうちて』まてぃるだ・さんとめーる】[フレイムヘイズ]-原作 【紅世の王】〝天壌の劫火〟アラストール 【神器】コキュートス 【自在法】 【宝具】 【登場】X巻 『儀装の駆り手』カムシン・ネブハーウ【『ぎそうのかりて』かむしん・ねぶはーう】[フレイムヘイズ]-原作 【紅世の王】不抜の尖嶺〟ベヘモット 【神器】 【自在法】 【宝具】 【登場】 『極光の射手』カール・ベルワルド【『きょっこうのいて』かーる・べるわるど】[フレイムヘイズ]-原作 【紅世の王】”破暁の先駆”ウートレンニャヤ ”夕暮の後塵”ヴェチェールニャヤ 【神器】ゾリャー 【自在法】 【宝具】 【登場】X巻 『愁夢の吹き手』ドレル・クーベリック【『しゅうむのふきて』どれる・くーべりっく】[フレイムヘイズ]-原作 【紅世の王】 【神器】 【自在法】 【宝具】 【登場】 『震威の結い手』ゾフィー・サバリッシュ【『しんいのゆいて』ぞふぃー・さばりっしゅ】[フレイムヘイズ]-原作 【紅世の王】”払の雷剣“タケミカヅチ 【神器】ベールの青い星 【自在法】 【宝具】 【登場】X巻 『弔詞の詠み手』マージョリー・ドー【『ちょうしのよみて』まーじょりー・どー】[フレイムヘイズ]-原作 【紅世の王】 【神器】フリアグネ 【自在法】 【宝具】 【登場】Ⅱ巻 『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメル【『ばんじょうのして』う゛ぃるへるみな・かるめる】[フレイムヘイズ]-原作 【紅世の王】”夢幻の冠帯”ティアマトー 【神器】ペルソナ 【自在法】 【宝具】 【登場】V~X巻
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フレイムヘイズ用 テンプレ 『』 読み【『』】 分類フレイムヘイズ 【紅世の王】〝???〟???? 【神器】???? 【炎の色】 【自在法】???? 【宝具】???? 【登場】 説明 読みひらがな表記 分類フレイムヘイズ 登場メディア(原作、アニメ、漫画、ゲーム) 【紅世の王】【神器】【炎の色】契約者のデータ 【自在法】使用する自在法 【宝具】『宝具名』?(入手時期or保有期間)現在保有している物若しくは、過去保有していた物。 【登場】原作にて、名前だけでも登場した巻 例 『炎髪灼眼の討ち手』シャナ 読み【『えんぱつしゃくがんのうちて』しゃな】 分類フレイムヘイズ 原作、アニメ、漫画 キャラ説明文 【紅世の王】〝天壌の劫火〟アラストール? 【神器】コキュートス? 【炎の色】紅蓮 【自在法】 【宝具】『贄殿遮那』?(0巻~) 【登場】I~X巻、0巻、紅蓮
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登録日:2010/08/31 Tue 12 00 23 更新日:2022/10/30 Sun 10 16 10NEW! 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 すぐ殺られる フレイムヘイズ 一覧項目 一騎当千 個性派揃い 強力な討ち手(笑) ←死亡フラグ 復讐者 灼眼のシャナ 炎 異能者集団 討滅者 この項目はフレイムヘイズの一覧項目となります。 ※尚、ノトブルガ等の二次創作のフレイムヘイズは記載対象外とする。 ◇シャナ 【称号】『炎髪灼眼の討ち手』 【契約した“紅世の王”】“天壌の劫火(てんじょうのごうか)”アラストール 【炎の色】紅蓮 【神器】『コキュートス(ペンダント)』 【能力】討ち滅ぼすための力と、炎 【出身】日本 【外見年齢】十代 ◇マティルダ・サントメール 【称号】『炎髪灼眼の討ち手』 【契約した“紅世の王”】“天壌の劫火(てんじょうのごうか)”アラストール 【炎の色】紅蓮 【神器】『コキュートス(指輪型)』 【能力】討ち滅ぼすための力と、炎 【出身】不明 ◇マージョリー・ドー 【称号】『弔詞の詠み手』 【契約した“紅世の王”】“蹂躙の爪牙(じゅうりんのそうが)”マルコシアス 【炎の色】群青色 【神器】『グリモア(本型)』 【能力】マルコシアスをブースターにした自在法の高速使用 【出身】イギリス ◇ヴィルヘルミナ・カルメル 【称号】『万条の仕手』 【契約した“紅世の王”】“夢幻の冠帯(むげんのかんたい)”ティアマトー 【炎の色】桜色 【神器】『ペルソナ(仮面型)』 【能力】無数のリボンを手足のように操る 【出身】ネーデルランド ◇カムシン・ネブハーウ 【称号】『儀装の駆り手』 【契約した“紅世の王”】“不抜の尖嶺(ふばつのせんれい)”ベヘモット 【炎の色】褐色 【神器】『サービア(紐飾り型)』 【能力】物質を統御・制御し武装として操る 【出身】エジプト ◇ゾフィー・サバリッシュ 【称号】『震威の結い手』 【契約した“紅世の王”】“払の雷剣(ふつのらいけん)”タケミカヅチ 【炎の色】眩い紫電 【神器】『ドンナー(刺繍型)』 【能力】雷撃 【出身】ドイツ ◇カール・ベルワルド 【称号】『極光の射手』 【契約した“紅世の王”】“破暁の先駆(はぎょうのせんく)”&“夕暮の後塵(せきぼのこうじん)”ウートレンニャヤ&ヴェチェールニャヤ 【炎の色】オーロラ 【神器】『ゾリャー(鏃型)』 【能力】破壊のオーロラの弓矢及び巨大化させた神器による高速飛行 【出身】北欧 キアラ・トスカナの前の先代『極光の射手』。 西洋甲冑を着た顎髭を生やした青年。 歴戦のフレイムヘイズで、矢じり型の神器“ゾリャー”による単騎の高速戦闘を得意とする。 生前はどこかの国の王子だったらしく、生まれて初めて本気で愛したフレイムヘイズの女性をとある“紅世の王”に殺され、その怒りから契約した。 強力かつ有能な討ち手ではあるが、誰かの下に付くことを嫌うフレイムヘイズの一典型。 中世の大戦では副指令としてベルワルド兵団を率いており、大戦の序盤で『とむらいの鐘』の最高幹部『九垓天秤』の一角“焚塵の関”ソカルと交戦。 相性の良さもあり速攻で討滅するも、その戦果に引きずられて全体の戦況を読み違え一人突出した所を“千変”シュドナイに遭遇。 巨大化させた『神鉄如意』の一撃を喰らい撃墜され、反撃も叶わず瞬殺された。 ◇キアラ・トスカナ 【称号】『極光の射手』 【契約した“紅世の王”】“破暁の先駆(はぎょうのせんく)”&“夕暮の後塵(せきぼのこうじん)”ウートレンニャヤ&ヴェチェールニャヤ 【炎の色】オーロラ 【神器】『ゾリャー(鏃型)』 【能力】破壊のオーロラの弓矢及び巨大化させた神器による高速飛行 【出身】イタリア ◇サーレ・ハビヒツブルグ 【称号】『鬼功の繰り手』 【契約した“紅世の王”】“絢の羂圭(あやのけんけい)”ギゾー 【炎の色】菫色 【神器】『レンゲ&ザイテ(操具型)』 【能力】不可視の糸と干渉力によりあらゆるものを繋ぎ止め操る 【出身】中欧 ◇ドレル・クーベリック 【称号】『愁夢の吹き手』 【契約した“紅世の王”】“虚の色森(きょのしきしん)”ハルファス 【炎の色】薄橙色 【神器】『ブンシェルルーテ(ステッキ型)』 【能力】幻術 【出身】チェコ ◇レベッカ・リード 【称号】『輝爍の撒き手』 【契約した“紅世の王”】“糜砕の裂眥(びさいのれっせい)”バラル 【炎の色】桃色 【神器】『クルワッハ(ブレスレット型)』 【能力】爆弾及び爆破 【出身】不明 ◇ザムエル・デマンティウス 【称号】『犀渠の護り手』 【契約した“紅世の王”】“吾鱗の泰盾(ごりんのたいじゅん)”ジルニトラ 【炎の色】薄墨色 『ターボル(杯型)』 【能力】周囲の物質を統御し建造物などを形成 【出身】チェコ ◇センターヒル 【称号】『皓露の請い手』 【契約した“紅世の王”】“殊寵の鼓(しゅちょうのつづみ)”トラロック 【炎の色】瑠璃色 【神器】『テオトル(メダル型)』 【能力】錯乱・妨害の豪雨による大結界の展開 【出身】アメリカ ◇イーストエッジ 【称号】『星河の喚び手』 【契約した“紅世の王”】“啓導の籟(けいどうのふえ)”ケツアルコアトル 【炎の色】青磁色 【神器】『テオトル(メダル型)』 【能力】一定空間内の光を凝縮し爆砕の力へと変える 【出身】アメリカ ◇サウスバレイ 【称号】『群魔の召し手』 【契約した“紅世の王”】“憚懾の完(たんしょうのかん)”テスカトリポカ 【炎の色】象牙色 【神器】『テオトル(メダル型)』 【能力】土人形の形成とその指揮 【出身】アメリカ ◇ウェストショア 【称号】『滄波の振り手』 【契約した“紅世の王”】“清漂の鈴(せいひょうのすず)”チャルチウィトリクエ 【炎の色】珊瑚色 【神器】『テオトル(メダル型)』 【能力】広大な水の統御 【出身】アメリカ ◇ヒルデガルド 【称号】『昏鴉の御し手』 【契約した“紅世の王”】“鬼道の魁主(きどうのかいしゅ)”ヴォーダン 【炎の色】薔薇色 【神器】『フリズスキャルヴ(ブローチ型)』 【能力】範囲内の影の支配による攻撃や防御 【出身】中欧 【外見年齢】二十代 愛称はヒルダ。 ベールで顔を隠し、漆黒の喪服を着た貴婦人。左胸にブローチ型の神器『フリズスキャルヴ』を付けている。 世界でも指折りの強力なフレイムヘイズで、堅実な用兵巧者。 ヴィルヘルミナやレベッカとは古くからの友人。 シャナ奪還作戦には、課された責務からヴィルヘルミナへの助勢を断るが、詳細な戦況と今後の見立てを伝える等の気遣いを見せる。 現代の大戦では西部防衛線の指揮官に抜擢され、司令官としてダン・ロジャースらと共にアンドレイ要塞に立て籠り、“煬煽”ハボリム率いる西部方面主力軍と交戦。 本拠地である『星黎殿』へのフレイムヘイズ兵団の奇襲攻撃によってハボリム率いる西部方面主力軍が撤退したため、防衛に成功した。 大戦後は多くの討ち手や“紅世の徒”が新世界『無何有鏡』へと渡った後もこちらの世界に残り、この世に残った“紅世の徒”の探索と討滅を指揮している。 ◇ダン・ロジャース 【称号】『具象の組み手』 【契約した“紅世の王”】“弄巧の慓(ろうこうのひょう)”フィフィネラ 【炎の色】涅色 【神器】『B.S.I(万年筆型)』 【能力】刻んだものの形質強化 【出身】アメリカ 【外見年齢】三十代 腕まくりしたワイシャツと、緩めたネクタイにくたびれたズボンを履いた中年男性。 元々は外界宿の構成員からフレイムヘイズになった新しいタイプのフレイムヘイズ。 冴えない外見と言動でフレイムヘイズとしては貫禄が足りないが、腕は確か。 現代の大戦において、西部防衛線の幕僚長を務めた。 この大戦を世話になったドレル爺さんの復仇戦と捉え、足りない度胸を闘志で補い奮戦した。 大戦後は多くの討ち手や“紅世の徒”が新世界『無何有鏡』へと渡った後もこちらの世界に残り、残務処理に当たっている。 ◇フランソワ・オーリック 【称号】『姿影の派し手』 【契約した“紅世の王”】“布置の霊泉(ふちのれいせん)”グローガッハ 【炎の色】紫苑色 【神器】『スプレット(壺型)』 【能力】一定範囲の水の操作と干渉 【出身】フランス 【外見年齢】二十代 長く伸びた髪で目元を隠したサファリルックの細身の青年。 腰に大きなポーチを幾つも下げ、背中に神器である大きな壺を背負っている。 落ち着きがなく、頼りなさそうな印象に反して、中世の大戦にも参戦した経験もある古参のフレイムヘイズ。 現代の大戦ではゾフィーの副官を務めた。 水や天候を操る能力を持つことから、各種データを基にした精度の高い天候予測が可能で、『凪』『交差点』両作戦のタイムスケジュールに尽力。 『星黎殿』への大規模な空挺作戦を成功に導いている。 大戦後は多くの討ち手や“紅世の徒”が新世界『無何有鏡』へと渡った後もこちらの世界に残り、残務処理に当たっている。 ◇アーネスト・フリーダー 【称号】『骸躯の換え手』 【契約した“紅世の王”】“応化の伎芸(おうかのぎげい)”ブリギット 【炎の色】鳶色 【神器】『アンブロシア(造花型)』 【能力】身体の硬度変換 【出身】イタリア 色白で眉目秀麗な、190cmあまりの長身の西洋人。金髪は短く刈り込んでいた。スーツ姿で、“アンブロシア”は胸に挿していた。 東京総本部に構えるレベッカ・リードの副将格で、身体の硬度変換を応用して囮の土人形を形成して戦う。 慎重に策を弄するタイプなのだが、直情的なレベッカからは「セコイ詐欺師野郎」呼ばわり。実際作中では策が裏目に出るケースが多い。 レベッカに惚れていたらしいが結局振られた。惚れた女以外に名前を呼ばせない主義のため人には自分を名字の「フリーダー」で呼ばせる。 レベッカが東京総本部を出奔した後の総本部の指揮を引き継ぐものの、本部に攻めかかったリベザルの軍に大苦戦。敵が撤退したことで事なきを得た。 その後、ロフォカレに新世界創造を宣布してもらおうとしたところ、予想もしない結末となった。 大戦後は多くの討ち手や“紅世の徒”が新世界『無何有鏡』へと渡った後もこちらの世界に残りチューリヒで残務処理に当たっている。 ◇ミカロユス・キュイ 【称号】『興趣の描き手』 【契約した“紅世の王”】“異験の技工(いげんのぎこう)”ヨフィエル 【炎の色】感情により変化する茶色系 【神器】『見えざる手(筆型)』 【能力】筆で絵を描いたものの性質を変化させる 【出身】ポーランド 【外見年齢】不明 病的な顔立ちで、調子の外れた甲高い声で話す。芸術家としての奇抜さが好戦性に直結していて落ち着きがない。 シャナからは「乱暴絵描き」リザベルからは「イカレ野郎」と評されている。 フレイムヘイズと“紅世の徒”双方から奇人扱いされているが、腕は確か。 現代の大戦では東部防衛線の遊撃隊として参戦。 その能力で上越国境の谷川岳に多数のフレイムヘイズを潜伏させ、東部方面主力軍の撤退を遅延させた。 御崎市決戦時は、大戦の帰趨を握ると思われた『導きの神』シャヘルの眷属であるロフォカレの探索と捕獲に尽力。 大戦後は多くの討ち手や“紅世の徒”が新世界『無何有鏡』へと渡った後もこちらの世界に残り、絵を描きながら気ままに放浪中。 ◇ピエトロ・モンテベルディ 【称号】『无窮の聞き手』 【契約した“紅世の王”】“珠漣の清韻(しゅれんのせいいん)”センティア 【炎の色】マリンブルー 【神器】『ゴローザ(懐中時計型)』 【能力】不明(聴覚に関するものと思われる) 【出身】ジェノヴァ 【外見年齢】三十代前半 黒い髪と口髭、垂れ目が特徴の美男子。 イタリアのジェノヴァを本拠地とする外界宿『モンテベルディのコーロ』を主宰するフレイムヘイズ。 ドレル・クーベリックに次ぐ外界宿の実質的なNo.2で、世界中のフレイムヘイズの移動交通の支援を一手に引き受けている。 二十世紀初頭の革正団との戦争の際は、各地へ討ち手を送り込む八面六臂の活躍を見せ、対革正団戦争を勝利へと導いた。 現代の大戦の前哨戦で、ドレルにやや遅れて“千変”シュドナイ率いる『仮装舞踏会(バル・マスケ)』の軍の襲撃を受け、『モンテベルディのコーロ』諸共に死亡。 ◇ユーリ・フヴォイカ 【称号】『魑勢の牽き手』 【契約した“紅世の王”】“虺蜴の帥(きえきのすい)”ウァラク 【炎の色】丹色 【神器】『ゴベルラ(短剣型)』 【能力】無数の小動物の使い魔としての使役 【出身】ウクライナ 【外見年齢】十代 気弱と生真面目を半々に含んだ容貌の、大きさの合わない眼鏡をかけた少年。 外界宿『イーストエッジ配信』で働いていた新米のフレイムヘイズ。 契約して一年ほどと日が浅いことから、性格・人格は普通の少年のままだった。 15歳の時、アメリカに向かう移民船の航海上で“澳汨肢”ラハブに襲われて家族や乗員を喰われ、自身も船ごと海に沈み死に掛けていた最中にウァラクと契約し、ラハブを討滅した。 緊急避難的に契約したことと、復讐対象である“紅世の徒”を契約の直後に訳も分からぬまま討ち倒したことで、本来復讐者である典型的なフレイムヘイズとは違い、「誰かを守りたい」という想いに命を掛けてしまう。 その善意に根差す使命感の危険さ故にイーストエッジに戦うことを禁じられていた。 だが “穿徹の洞”アナベルクを追うマージョリーの戦いに禁を破って助太刀し、アナベルクを討滅したものの“千変”シュドナイの手にかかり死亡。 なお先代がおり、名前は出てこないが「虫愛でる姫」と言われていたらしい。 ◇クロード・テイラー 【称号】『空裏の裂き手』 【契約した“紅世の王”】“嘴距の鎧杖(ききょのがいじょう)”カイム 【炎の色】空色 【神器】『ソアラー(バッジ型)』 【能力】鷲を形作る力の衣の形成 【出身】アメリカ ◇虞軒 【称号】『剣花の薙ぎ手』 【契約した“紅世の王”】“奉の錦旆(ほうのきんぱい)”帝鴻 【炎の色】紅梅色 【神器】『昆吾(刀剣型)』 【能力】身体を高熱の霞への変化と宙操作による剣戟 【出身】中国 【外見年齢】二十代 長い黒髪にパンツスーツを纏った凛とした雰囲気の美女。 腰に刀剣型の神器である『昆吾』を吊るしている。 東アジア一帯のフレイムヘイズを束ねる外界宿『傀輪会』所属のフレイムヘイズ。 世界でも指折りの強力なフレイムヘイズで、ゾフィーやヴィルヘルミナ、マージョリーとは友人だった。 ドレルとピエトロの死によって大混乱に陥った欧州の外界宿本部とは別に、独自に『仮装舞踏会』殲滅作戦を立てた『傀輪会』から兵権を預かり、 東アジア一帯のフレイムヘイズを集結させ、『仮装舞踏会』に戦いを挑むも大敗を喫する。 最後は崩れゆく『傀輪会』の上海総本部で敵将たる“千変”シュドナイに一騎打ちを臨むも敗れ死亡した。 ◇クレメンス・ロット 【称号】『戈伏の衝き手』 【契約した“紅世の王”】“利鋭の暗流(りえいのあんりゅう)”ノート 【炎の色】消炭色 【神器】『マーニ(ランプ型)』 【能力】不可視不可知の力を自在に操る 【出身】オーストリア 中世の大戦では連絡将校の任にあった。 その際、後方に配備されていた『荊扉の編み手』セシリア・ロドリーゴと知り合う。 大戦の終結後、一人で行く道に迷っていたセシリアに声をかけて相棒とし、共に旅をする間に彼女から慕われるようになる。 外伝『ヴァージャー』より一年前。“皁彦士”オオナムチに殺害された。 ◇セシリア・ロドリーゴ 【称号】『荊扉の編み手』 【契約した“紅世の王”】“欺蔽の套子(ぎへいのとうし)”クエレブレ 【炎の色】柳色 【神器】『エスピナ(牙を並べたペンダント型)』 【能力】形質強化による防御特化 【出身】スペイン 【外見年齢】二十代 中世の『大戦』の時に大量に粗製濫造されたフレイムヘイズ「ゾフィーの子供たち」の一人。(*1) 相棒として共に旅をしていたクレメンスを強く慕っており、かつてクレメンスから贈られた真っ白な獣毛の襟巻きをとても大切にしていた。 彼の死後はその故郷に隠されていた遺品を求めるが、その地に陣取っていた“皁彦士”オオナムチに歯が立たなかった事から外界宿に援軍を要請。 派遣されてきたシャナとの共闘によってクレメンスの遺品を手にするも、オオナムチに胴体を両断され命を落とす。 ◇劉陽 【称号】『露刃の巻き手』 【契約した“紅世の王”】“瘴煙の鉦(しょうえんのかね)”相柳 【炎の色】露草色 【神器】『羽淵(豪壮な拵えの大刀型の神器)』 【能力】激烈な水流操作や水煙内部の対象把握 【出身】中国 『傀輪会』に所属する腕利きのフレイムヘイズ。 調査活動中に“壊刃”サブラクによって殺害される。 ◇ナム 【称号】『玉紋の騎手』 【契約した“紅世の王”】“曠野の手綱(こうやのたずな)”通称を名乗らなかった 【炎の色】若草色 【神器】『名称も名付けなかった神器(手綱型)』 【能力】激烈な水流操作や水煙内部の対象把握 【出身】モンゴル 全身を衣服と包帯で覆った小柄な女性。 中央アジアの外界宿『故崖窟』の管理人を務めていた。 太古の“祭礼の蛇”との戦いにも参加した最古参のフレイムヘイズで、その人柄から多くのフレイムヘイズから慕われていた。 本編開始直前『約束の二人』を標的とした“壊刃”サブラクの襲撃を受け殺害される。 実はフレイムヘイズではなく、契約した紅世の王そのもの。太古の“祭礼の蛇”との戦いの際に契約したフレイムヘイズの意思が両界の狭間に引きずり込まれたため、抜け殻となった肉体を“曠野の手綱”が操っていた。 ◇ヤマベ 【称号】『理法の裁ち手』 【契約した“紅世の王”】“祛邪の刻屈(きょじゃのこっくつ)”オオヤマクイ 【炎の色】今様色 【神器】『身口意(独鈷杵型)』 【能力】不明 【出身】日本 山伏装束で身を固めた強面の壮年男性。 「窮理の探究者」と称される強力なフレイムヘイズ。 初代『炎髪灼眼の討ち手』であるマティルダ・サントメールの知己で、共に中世の大戦を戦った。 “皁彦士”オオナムチとの戦いで命を落とす。 ◇ティス 【称号】『棺の織手』 【契約した“紅世の王”】“冥奥の環(めいおうのかん)”アシズ 【炎の色】青色 【神器】『無銘の金環(王冠型)』 【能力】閉鎖空間の生成 【出身】不明 金冠を被った少女。 カムシンと並ぶ最古参のフレイムヘイズで多くの徒を討滅していた。 アシズを恋い慕い、子を授かって平和に暮らすという夢を見ていたが、ティスの力を恐れた人間の裏切りによって死亡。 この事件によってアシズは『壮挙』への道を進む。 遺体はアシズが保存していたが、大戦でアラストールにより吹き飛ばされた。 ◇パウラ・クレツキー 【称号】『従佐の指し手』 【契約した“紅世の王”】“叢倚の領袖(そういのりょうしゅう)”ジェヴォーナ 【炎の色】胡桃色 【神器】『ロカトール(縦笛型)』 【能力】不明 【出身】不明 スイスのチューリッヒに在った外界宿総本部『ドレル・パーティー』に所属するフレイムヘイズ。 ドレル・クーベリックの幕僚団『クーベリックのオーケストラ』の一人。 19世紀末期に、旧知の仲である『鬼功の繰り手』サーレ・ハビヒツブルグに、契約したての『極光の射手』キアラ・トスカナを預けて討ち手としての教育を頼んだ。 シャナが御崎市へやって来る前に出会ったフレイムヘイズの一人で、シャナからの呼び名は『弾き語り』。 “千変”シュドナイによる『ドレル・パーティー』襲来時に、ドレル・クーベリックや同僚のボードと共に殺害された。 ◇ボード 【称号】『枢機の向き手』 【契約した“紅世の王”】“勘破の眼睛(かんぱのがんせい)”フェイ 【炎の色】セレスト 【神器】『フォッセ(聖遺物箱型)』 【能力】不明 【出身】不明 スイスのチューリッヒに在った外界宿総本部『ドレル・パーティー』に所属するフレイムヘイズ。 ドレル・クーベリックの幕僚団『クーベリックのオーケストラ』の一人。 “千変”シュドナイによる『ドレル・パーティー』襲撃時に、ドレル・クーベリックや同僚のパウラ・クレツキーと共に殺害された。 ◇ドゥニ 【称号】『憑皮の舁き手』 【契約した“紅世の王”】“截の猛狼(せつのもうろう)”ガルー 【炎の色】木賊色 【神器】『リュパン(マント型)』 【能力】不明 【出身】フランス 丁寧な口調で話す背の高い男。 アレックスと共にゾフィーの友人兼護衛として欧州を旅してきた。 中世の大戦ではゾフィーの幕僚として参戦。 対革正団戦争で命を落とす。 ◇アレックス 【称号】『殊態の揺り手』 【契約した“紅世の王”】“環回の角(かんかいのつの)”ハーゲンティ 【炎の色】支子色 【神器】『コルタナ(剣型)』 【能力】不明 【出身】ビザンツ帝国 気安い口調で話す軍装の小男。 ドゥニと共にゾフィーの友人兼護衛として欧州を旅してきた。 中世の大戦ではゾフィーの幕僚として参戦。 対革正団戦争で命を落とす。 ◇ジョージ 【称号】『奔馳の抜き手』 【契約した“紅世の王”】“長柯の腕(ちょうかのかいな)”ルグ 【炎の色】狐色 【神器】『フラガラッハ(剣型)』 【能力】不明 【出身】不明 ホノルル外界宿に所属するフレイムヘイズ。 『誑欺の吐き手』ファーディや『替移の接ぎ手』アーヴィング、ハリー・スミスとハリエット・スミス兄妹とは同僚にして友人同士であった。 所持していた剣を友人たちに自慢していたが、その剣が“フラガラッハ”だと思われる。 1895年に勃発したハワイ共和国臨時政府に対する王政派による武装蜂起の最中に、ハリー・スミスの手引きによってホノルル外界宿が革正団に襲撃される。 一旦は難を逃れるも、ホノルル外界宿から逃げようとしていたハリーとハリエットに追いつき、憎しみと悲しみのままにハリーを殺害。 続けて、当時真相を知らなかったハリエットも兄同様裏切っていたと勘違いして殺そうとしたところを、革正団のフレイムヘイズである『空裏の裂き手』クロード・テイラーに強襲され死亡した。 ◇ファーディ 【称号】『誑欺の吐き手』 【契約した“紅世の王”】“闊遠の謡”カリオペ 【炎の色】東雲色 【神器】『ディスグレイス(帽子)』 【能力】不明 【出身】不明 ホノルル外界宿に所属するフレイムヘイズ。 『奔馳の抜き手』ジョージや『替移の接ぎ手』アーヴィング、ハリー・スミスとハリエット・スミス兄妹とは同僚にして友人同士であった。 ホノルル外界宿が革正団に襲撃された際に、アーヴィングと共に殺害された。 ◇アーヴィング 【称号】『替移の接ぎ手』 【契約した“紅世の王”】“訓議の天牛”ザガン 【炎の色】ワインレッド 【神器】『ルテニアン(コイン)』 【能力】不明 【出身】不明 ホノルル外界宿に所属するフレイムヘイズ。 『奔馳の抜き手』ジョージや『誑欺の吐き手』ファーディ、ハリー・スミスとハリエット・スミス兄妹とは同僚にして友人同士であった。 ホノルル外界宿が革正団に襲撃された際に、ファーディと共に殺害された。 ◇李重 【称号】『強毅の処し手』 【契約した“紅世の王”】“突軼の戟(とついつのげき)”窮奇 【炎の色】鬱金色 【神器】『建木(槍型)』 【能力】不明 【出身】中国 『傀輪会』に所属するフレイムヘイズ。 ゾフィー・サバリッシュやヴィルヘルミナ・カルメルの知己の一人であったようだ。 本編開始の二年前には、天山山脈に侵入していた『仮装舞踏会』の捜索猟兵たちを捜索するフレイムヘイズたちの差配をとっていた。 XVI巻で、虞軒たちと共に『仮装舞踏会』殲滅作戦に参戦するが敗北し、死亡した。 ゾフィーたちに、虞軒と並んでその死を惜しまれていたことから、彼女と同じく有能な討ち手であったと推測される。 ◇范勲 【称号】『精微の解き手』 【契約した“紅世の王”】“賢哲の鑑(けんてつのかがみ)”白澤 【炎の色】生成色 【神器】『丹陽(盾型)』 【能力】不明 【出身】中国 『傀輪会』に所属するフレイムヘイズ。 『傀輪会』による『仮装舞踏会』殲滅作戦に参戦するが敗北。 上海外界宿総本部に対する地下からの奇襲を最後の力で岩盤ごと崩して食い止めてから死亡した。 ◇アルマ 【称号】『蘇活の撫し手』 【契約した“紅世の王”】“生阜の抱擁(せいふのほうよう)”ケレス 【炎の色】朽葉色 【神器】『フォルテー(スカーフ型)』 【能力】不明 【出身】不明 ◇オルメス 【称号】『擒拿の捕り手』 【契約した“紅世の王”】“至知の月輪(しちのげつりん)”ケリドウェン 【炎の色】茶色 【神器】『タスラム(枷型)』 【能力】不明 【出身】不明 ◇グリンカ 【称号】『攪和の打ち手』 【契約した“紅世の王”】“紀律の按拍(きりつのあんぱく)”ダジボーグ 【炎の色】雌黄 【神器】『プーハチ(眼鏡型)』 【能力】不明 ◇デデ 【称号】『燿暉の選り手』 【契約した“紅世の王”】“爛班の炉(らんばんのろ)”シャフレワル 【炎の色】鴨羽色 【神器】『アルシアー(硬玉の耳飾り型)』 【能力】小盾を多数操る 【出身】不明 ◇魔女理銅子 【称号】『葉書の読み手』 【契約した“紅世の王”】“不明”丸子師走 【炎の色】不明 【神器】『不明』 【能力】ファンからのお便りを読み上げる 【出身】不明 ちなみにかの空気の読み手はフレイムヘイズではないのでご注意を 876「彼(彼女)もまた強力な討ち手の一人である(キリッ」 ↓ シュドナイ「はいはい神鉄如意」 サブラク「スティグマ」 ↓ フレイムヘイズ「お前らが圧倒的に強すぎんだよこの」 追記・修正よろしく。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 別昨年だけどある意味サーヴァントに近いかな? -- 名無しさん (2019-03-08 04 26 22) 名前 コメント
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【種別】 フレイムヘイズの組織 【初出】 X巻 【解説】 大規模な“紅世の徒”の組織に対抗するため、本来徒党を組むことがめったにないフレイムヘイズ達が集い、結成された軍団。名は符号としてのもので、命名は傭兵上がりのフレイムヘイズ・孤児ことザムエル・デマンティウスが提案した。 16世紀のものと現代のものの二つがあった。 【16世紀】 “徒”たちの戦闘集団[とむらいの鐘]に対抗すべく、神聖ローマ帝国(現ドイツ)において結成された。 その結成には『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールと『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルが大きく携り、組織編制、人員結集、物資調達など兵団の組織としての体裁は、『犀渠の護り手』ザムエル・デマンティウスが整えた。 軍団としての最低限の体裁はあるが、基本的に一人一党気質の討ち手たちを寄せ集めただけの烏合の衆に近く、戦略的な団体行動は苦手とした。 さらに、宝具『小夜啼鳥』争奪戦を始めとする、[とむらいの鐘]との長期に及ぶ激戦の中で多くの強力な討ち手を失っていたため、中世の『大戦』の決戦の際には総大将ゾフィー・サバリッシュ以下、幹部や部隊長こそ数少ない腕利きのフレイムヘイズが配置されたが、兵力のほぼ全ては、万を越す“徒”の軍勢[とむらいの鐘]と正面から渡り合うために急遽“王”と契約した、独自の技も磨いていない新米フレイムヘイズたちから成っていた。 この時に「粗製濫造」されたフレイムヘイズは、後世で「ゾフィーの子供たち」と俗称された。 【『大戦』最終決戦における編制】 『サバリッシュ集団』: 総大将:『震威の結い手』ゾフィー・サバリッシュ 補佐:ドゥニ、アレックス 兵卒:『姿影の派し手』フランソワ・オーリック他多数 『ベルワルド集団』: 副将:『極光の射手』カール・ベルワルド 補佐:数名 兵卒:多数 連絡将校:『戈伏の衝き手』クレメンス・ロット他多数 後方:『荊扉の編み手』セシリア・ロドリーゴ他多数 独立戦力: 『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメール 『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメル 【現代】 中世の『大戦』の終結により解散して以降、『内乱』、ハワイ解放戦、対[革正団]戦争などの大規模な戦争でも再結成されることはなかったが、[仮装舞踏会]との全面戦争に突入するに当たって数百年ぶりに再結成された。欧州のみであった中世とは違い、全世界規模の討ち手らで構成されていた。 外界宿を母胎とし、本部も同じくスイスのチューリヒにあった。 後方業務の多くは人間が担当し、討ち手たちは戦略立案や実戦に専念できる体制であった(総司令官はさすがに、書類仕事が多く回ってきたが)。 日本・台湾~東南アジア島嶼部と東欧~エジプトの両面に防衛線を形成し、ユーラシア大陸両岸へと侵攻してくる[仮装舞踏会]の外界宿征討軍と交戦。情勢の変化により、敵軍が撤退し、かろうじて防衛線を維持できた状況となっていた。 これらユーラシア大陸東西の防衛線は、あくまでも外界宿の戦力として数えられており、狭義の『フレイムヘイズ兵団』は、『星黎殿』への奇襲侵攻を仕掛けた、全世界から主要な精鋭の討ち手ばかりを可能な限り結集させた、総勢四千余名にまでなるフレイムヘイズ陣営の切り札たる決戦兵力のことを指していた。 『凪』・『交差点』両作戦により序盤の主導権を握り、さらにヴィルヘルミナによる『星黎殿』の墜落によって予備部隊が混乱する中、ザムエルが『星黎殿』への進撃路を構築。その阻止のため、不可視の防壁を解いたデカラビアをゾフィーが討滅した。 しかしその直後、ハボリム率いる外界宿征討軍西部方面主力軍が戦場に到着し、情勢は一気に[仮装舞踏会]有利となった。 さらに、『朧天震』の発生から“祭礼の蛇”復活を悟ったゾフィーが『神門』破壊を決断し、全力の稲妻蹴りを放つも、フェコルーの『マグネシア』に完璧に弾かれた。これによってフェコルー健在をも示してしまい、この事態は両軍の士気に大きな影響を与えた。 その直後の“祭礼の蛇”神体の帰還と大命宣布によってフレイムヘイズ兵団の敗北が決定し、さらに二度目の大命宣布によってほぼ全ての兵が存在意義を揺るがされ恐慌状態に陥り、壊乱。その時点をもってフレイムヘイズ兵団は組織として崩壊し、完全に消滅した。 “祭礼の蛇”復活の阻止あるいは討滅、『星黎殿』の占拠ないし重要施設の破壊という二つの戦略目標も果たせず、フレイムヘイズ兵団は完敗した。 この戦闘とその後のシュドナイの指揮による残敵の包囲殲滅で、投入した戦力の八割という膨大な人員を失うこととなった。一戦での損失においては『小夜啼鳥』争奪戦を上回る過去最大となり、さらにその全員が精鋭中の精鋭であり、加えて現代ではかつてのような「粗製乱造」も行えないため、極めて深刻な事態に陥った。 生き残った討ち手の一部は戦場の地中に埋伏・隠蔽された『天道宮』に潜み、『傀輪会』による安全の調査判定が完了するまで待って移動を開始したが、チューリヒからの指示の不通と影響力を取り戻そうとする『傀輪会』の活動で武漢に足止めされた状態となった。 その後、御崎市決戦の半日前に、武漢で何らかの事件が起こった模様(おそらく、レベッカが『天道宮』を分捕った事件だと思われる)。 【フレイムヘイズ兵団陣容(判明分)】 チューリヒ総本部(フレイムヘイズ兵団): 総司令官:『震威の結い手』ゾフィー・サバリッシュ 副官:『姿影の派し手』フランソワ・オーリック 幕僚長:『犀渠の護り手』ザムエル・デマンティウス 実働戦力:精鋭四千余名(後にシャナ、ヴィルヘルミナ・カルメル、『儀装の駆り手』カムシン・ネブハーウ、レベッカ・リードが合流) 傍観・同行者:『皓露の請い手』センターヒル 東部防衛線(日本、東京総本部): 総責任者兼司令官:『骸軀の換え手』アーネスト・フリーダー 副司令:オルメス 谷川岳:『興趣の描き手』ミカロユス・キュイ他 西部防衛線(ルーマニア、アンドレイ要塞): 警戒網統括者兼司令官:『昏鴉の御し手』ヒルデガルド 幕僚長:『具象の組み手』ダン・ロジャース 地中海⇒テヘラン近郊: 追撃部隊:『鬼功の繰り手』サーレ・ハビヒツブルグ、『極光の射手』キアラ・トスカナ他 【コメント】 ☆中世の『大戦』の単行本化が進んでも、詳しくわからなかった。 ☆キアラが重要人物になるという話は、XV巻に限定されていたようだ。 ☆『星黎殿』攻防戦では、布告官デカラビアやプルソンやウアルやパイモンやフェコルーという古株や大物を討滅するものの、最終的に敗北。撤退戦でセンターヒルやザムエルを失うことになった。全体的な士気も低下しており、かなり危うい状況であった。 ☆外伝漫画『ES』第四巻・最終第五巻は2012年9月に同時発売された。 ☆[マカベアの兄弟]や[轍]や[狂気の城]や『色盗人』相手には結成されそうにないな。 ☆[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[革正団]のサラカエルやドゥーグやハリー・スミスとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆アニメ第3期で登場した。
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autolink SS/W14-105 カード名:“フレイムヘイズ”シャナ カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:2 コスト:1 トリガー:1 パワー:8000 ソウル:1 特徴:《炎》?・《メロンパン》? 【起】[あなたの《炎》?のキャラを1枚レストする]そのターン中、このカードのパワーを+1000。 ノーマル:私はただのフレイムヘイズ。それだけよ サイン:名前はない。ただのフレイムヘイズよ レアリティ:TD illust.いとうのいぢ 11/02/27 今日のカード。 運が良ければサイン付き。 《炎》?のキャラをレストする事によって強化できるカード。 同タイトルでは自ターン中の強化方法が豊富である為、それらと組み合わせることで大抵のキャラは倒す事が出来るようになる。 能力の性質上複数展開しにくく、“頂の座”ヘカテーやこの街での成長 シャナのようなレストするタイプのカードとは相性があまりよくない。
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autolink SS/W14-T12 SS/W14-062 カード名:トーチとフレイムヘイズ カテゴリ:イベント 色:赤 レベル:1 コスト:1 トリガー:0 あなたは自分の山札を見て《炎》のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加える。その山札をシャッフルする。あなたは自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1000。 TD:悠二「ただのトーチなのに無理しすぎたかな…」 シャナ「ただのなんて言わないで。お前は坂井悠二よ」 U:シャナ「最後、お前の声が聞こえたから立てた」 悠二「役に立てて嬉しいよ…」 レアリティ:TD U illust. あめりかんな遊び等で知られる特徴サーチイベント。 《炎》はプールが狭いが、その分キャラ1体を指定したパンプ能力がついている。 終盤でもパンプ能力込みで使いやすく、腐りにくい1枚。 同タイトルでは他にLv2にアラス・トオルというサーチイベントがある。 どちらも一長一短なので、構築によって使い分けると良いだろう。
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惑いのフレイムヘイズ ◆.WX8NmkbZ6 森の中で長い黒髪を靡かせて、疾風の如き速度のシャナが走っていた。 危険人物である田村玲子を追うという目的を持って駆けていたのだが、その速さは次第に緩んでいく。 そして追い始めてから僅か数分で足を止めた。 杉下右京に会うまでは玲子の足跡を頼りに追跡していたが、今は幾ら進んでもそれが見付られない。 右京とシャナから逃走した時の、変形した頭部を利用した移動をしているのだろう。 だが木の枝などに残った僅かな痕跡から追う事は可能。 また施設に身を寄せている確率が高いので、廃洋館や展望台をあたれば発見出来るかも知れない。 それでも、シャナは彼女を追うのをやめた。 シャナの目的はこの殺し合いを止める事ではない。 一刻も早くここから出る、それだけだ。 その為危険人物が会場内を闊歩していてもシャナにとっては問題ない。 それで首輪解除に使えるような参加者を殺して回られては困るが、玲子はシャナの前で劉鳳の首輪を回収している。 ただの化物ではなく知恵があり、彼女なりに首輪を解析しようとしているように見えた。 ならば放置して、適当に不要な参加者の口減らしをして貰った方が助かる。 参加者が減っていれば、シャナが殺し合いに乗らざるを得なくなった時の手間が省けるのだ。 また玲子の首輪に関心はあったが、シャナは緑髪の少女の首輪を右京に渡してしまった。 今のシャナは首輪を一つも所持しておらず、この場で彼女の首輪を手にしたとしても他の首輪と比較出来ない。 よって慌てて彼女の首輪を奪いに行く必要はなかった。 それに文字通り人間離れした能力を持つ玲子ならば、シャナが殺す前に殺される確率も低いだろう。 次に会った時は確実に仕留める、それで充分だ。 その頃には彼女の持つ首輪や他の参加者の支給品も増えているはずなので一石二鳥と言えた。 ならばとシャナは新たな目的地を考える。 差し当たっての目標は首輪の解析が出来る参加者との接触、サンプルとなる首輪の収集、コキュートスの捜索。 既に死亡したルルーシュのような、主催者を知る参加者から情報収集もしておきたい。 殺し合いに乗る以外の帰還方法を考えるならこれらは不可欠だ。 首輪については、積極的に参加者を殺して回るつもりはなかった。 城戸真司と会話した時は柄にもなく感情的になってしまったが、他の参加者と無闇に衝突しては動きにくくなるからだ。 特に泉新一や真司のような理屈の通じない参加者の前で人間を殺害するのは面倒である。 よって弱者や技術者まで殺してしまうような危険人物は人目に付かぬよう殺すが、初めから参加者を殺す為に行動する必要はない。 第一回放送の時点で死者は十六人、順当に行けば現在は二十人を越えているだろう。 参加者のうちの三人に一人が死亡している。 そう考えると、殺人を犯さずとも死体を探せば効率的に首輪が手に入るはずだ。 それに危険人物を殺せばその者が殺した者の支給品も手に入るので、コキュートスを見付け易くなる。 焦る必要はない。 それから会場の地図を思い出し、頭の中で広げる。 シャナの現在位置はC-3。 殺し合いの開始から半日、積極的な参加者は施設が集まる東へ向かっているはずだ。 森の木々の間からでさえ爆発や火災が確認出来る点からも、多くの参加者が東にいると分かる。 逆に西にいるのは、殺し合いから逃げ回っている力のない者。 或いは移動出来すにいる怪我人、死人。 はたまたそういった弱者を狩る者か。 右京は西へ向かっていたが、警官という職業から考えると車での弱者の回収を目的としているのだろう。 つまり首輪の収集や不要な参加者の口減らしをするなら西。 他の有用な参加者と接触するには東。 首輪のサンプルを技術者との接触の前に用意しておきたいシャナにとって、より目的に合っているのは西だ。 「……」 真司や新一は、シャナと別れた場所から道路へ出て南下しているだろう。 翠星石という弱者を連れている以上、山道よりも歩き易い道路を選ぶのが自然だからだ。 また北の山岳方面よりも南の方が他の参加者と出会う機会も増える。 殺し合いを止めようと考えている真司や新一ならそちらを選ぶはずだ。 そしてその場合、翠星石の歩調に合わせていれば西のB-1からD-1付近を彷徨いている可能性が高い。 シャナは彼らに会いたくなかった。 自分の中にある奇妙な感覚の正体が、分からないから。 敵までも助けようとする新一の抱く感情は、人間のただの感傷に過ぎないと思った。 しかしそれを心地良いと感じてしまった自分自身への戸惑いが今も残っている。 人の生活、人との関わり、どれも必要ない。 世界を救う使命を帯びたフレイムヘイズ、炎髪灼眼の討ち手に必要なのは討滅の力だけ。 そう思っていたはずなのに、新一や真司はその合理的な思考を掻き乱す。 それを鬱陶しいと思いながら、どうして心地良さを感じてしまったのか。 その理由が分からないから会いたくない。 シャナには他者との交流で生まれる感情が分からない。 しかし彼らの存在が自分の目的に左右してくるのは何となく癪だった。 彼らに会いたくないからと東に向かう事に、どうしてか敗北感を覚える。 故にシャナは自身の合理的な判断に従って西へ足を向けた。 彼らに出会う事になったとしても構わない。 フレイムヘイズにとって、それは些末事に過ぎないのだ。 幼い炎髪灼眼の討ち手は、胸に芽生えた小さな違和感から目を逸らし続ける。 【一日目 昼/C-3 山中】 【シャナ@灼眼のシャナ】 [装備]:ゲイボルグ@真・女神転生if...、ビルテクター@仮面ライダーBLACK [支給品]:基本支給品(水を一本消費) [状態]:健康、力と運が上昇、極度のイライラ [思考・行動] 1:首輪を解除できる人間とコキュートスを探す。首輪解除が無理なら殺し合いに乗る。 2:首輪解除の邪魔になるような危険人物には容赦しない。 3:西へ向かい、役に立たない人物や死体から首輪を回収する。 4:真司に対する苛立ち。彼が戦いを望まなくなった時に殺す。 5:玲子の首輪に関心、次に会ったら殺す。 6:主催者について知っている参加者がいれば情報を集める。 時系列順で読む Back Dear you Next 血染め の ■■■ 投下順で読む Back Dear you Next 人形劇 103 緊張 シャナ 137 寄生獣
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登録日:2010/08/31(火) 10 19 01 更新日:2024/01/02 Tue 00 51 00NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 ゴンさん バランサー フレイムヘイズ 同胞殺し 名乗りが長い 契約 復讐者 抗体 灼眼のシャナ 炎 異能者 紅世の王 討滅者 道具 集団 靄 フレイムヘイズ【Flame Haze】 『灼眼のシャナ』に登場する異能者たちの総称。 参考 フレイムヘイズ一覧 ☆概要 この世の歩いて行けない隣にある異世界“紅世”の住人、“紅世の徒”の中でも強力な“紅世の王”と契約した元人間たち。 「フレイムヘイズ」という名称の由来は「炎(flame)の揺らぎ(haze)」から。 契約する王とその能力によって全員に『○○の××手』という「称号」が付けられる。称号は形式的なもので二つ名や異名とは別物。これは、それぞれの“王”と最初に契約した人間が勝手に名乗り、それが受け継がれる。 正式な名乗りでは「契約している王の真名」「王の通称」「称号」「通称」を続けて名乗るため、凄く長い。作中でも突っ込まれた。(*1) 例︰ 「我が名は"天壌の劫火"アラストールのフレイムヘイズ⸺『炎髪灼眼の討ち手』シャナ!!」 「同じく"夢幻の冠帯"ティアマトーのフレイムヘイズ⸺『万条の仕手』ヴィルへルミナ・カルメル」 フリアグネ「まるで中世の侍だね」 マリアンヌ「名乗るだけで一行使っちゃいますし…」 ☆存在理由・目的 何千年も昔、人間の感情を感知することで異世界の存在を知った“徒”たちはこの世に渡り来て、 本来この世の存在でない自分たちをこの世に存在させるために、人間の存在を喰らい、自分の力に変える。 しかし、この世の存在を食らうことは世界そのもの流れに歪みを生み、ついには捻くれたこの世に引きずられた両界の狭間に嵐が巻き起こり始めた。 狭間を渡ろうとする“徒”に、死亡者や行方不明者が多数出るまでになることでようやく彼らはその危険性に気づき、 世界への悪影響の拡大がいつか二つの世界を滅ぼす大災厄となることを恐れて「人間を喰らうの止めよう、止めさせよう」という考えが生まれた。 しかし、元来己の欲望を一義とする“徒”の中には、説得では応じない者、その恐れを杞憂だと信じない者、今が楽しければどうでもいい者なども多く(この世の側で顕現しているタイプはほぼ全て。そうでないものはそもそもこの世に来ていない)、世界の歪みは拡大を続けた。 その中で、たとえ力尽くでもこの世で暴れる同胞を止めねばならない、という考えが“徒”たちの中に生まれるが、無道を働く同胞を討つには強大な存在たる“王”が行かねばならなかった。 が、彼らもまた“徒”であるため、この世の“徒”を止めるためにも人間を喰らわないと存在できないため、歪みを生んでしまうという本末転倒に悩まされることになった。 そして、大災厄説の発生から数百年、多くの試行錯誤と実験の果てに、 歪みを生まずにこの世の“徒”を戦いで止めるためのシステムとして生み出されたのがフレイムヘイズである。 以後、彼らは世界の歪みの発生を止めるためという使命と大義名分、“徒”と戦う力を与えられ、この世で暴れる“徒”と戦っている。その活動内容から「討ち手」や、この世で暴れる“徒”からの蔑称として「同胞殺しの道具」とも呼ばれ、少なくとも三千年以上の長い時の中で、何千何万以上のフレイムヘイズが生まれ、死んで行った。 ☆生まれ方 “紅世”における「神」の召喚の儀式の応用である「契約」を“王”が人間に持ちかけ、人間側がそれに了承することで生まれる。 契約が完了すると、人間はその全存在(人間としての過去・未来・現在への影響力・存在)を召喚の代償として失い、 その空白を『器』に見立てて“王”が召喚・転移してくる。 これにより、人としての外観・機能を保ち存在しながら、王の存在の力を持ち、振るうことが出来る異能者・フレイムヘイズとなる。 なお、この際には「元人間の持ち物」として認識されている以外の物、例えば周囲の人間の記憶なども失われます。 外界に接する器は人間、存在は“王”という一種のごまかしである。 ☆人間との違い フレイムヘイズは人間と一見何も変わらないが、巨大な“王”を内に秘める彼らは、存在を気配として感じ、同時に“存在の力”を操ることができる。 そして人間としての存在を失っている彼らは、契約時の姿から基本的に人間時代の姿や精神などはそのまま保持されているが、存在的には彼らは「人の皮を被った“徒”」に近く、“存在の力”さえ十分ならば食事も睡眠も必要なく、代謝なども精神的な作用以外では起きないため垢も出ない。 腕がもげようが「元の形」に戻る。 そして、死ねば彼らの存在や周囲との関連性を保つことが出来なくなり、死体も炎となって散り消え、持ち物なども消えてしまう。 乱暴な例えをすれば人間としての存在はトーチに近く、宝具の代わりに“王”が入っていると思えばいい。 ☆契約している“王” フレイムヘイズの肉体(器)の中にいる。 この世の“徒”を止めるために“紅世の王”がやってくるわけだが、人間をそのまま器とするには王の存在は強大に過ぎた。 そのため、契約する際、自分の大きさをフレイムヘイズの『器』に合わせて小さくすると共に休眠させることになる。 この眠る王から漏れ出す力が、フレイムヘイズの力となる。 そのため、フレイムヘイズはその『運命と言う名の器』が大きかった=世界への影響力が大きかった者ほど、 燃料タンクが大きく、“王”の力を大きく使える強力な素質であると言える。 例外はあるが、時代が古く文明が未成熟なほど、個人が及ぼす影響力は大きくなる傾向がある。 その為、単純な経験値の差もあるが、古代の王族や大部族を纏める神官等と言った経歴の人物は強大なフレイムヘイズになり易い。カムシンや大地の四神が典型例。 “王”は契約している(召喚され続けている)限りは、その存在の総量が固定され、時間経過で失った力も回復する。 その代わり、フレイムヘイズの身の内では動きが取れず、『神器』と呼ばれる通信機代わりの道具を形成し、それに意思を現すことで外部との会話や知覚を行うことになる。 この『神器』は大きく分けて三種類あり、一つは単なるアクセサリー、二つ目はそれ自体が武器となるもの、三つ目は自在法の媒体となるものである。 ただし、神器の形状自体は討ち手が契約した時に決定されるため、同じ神器でも多少形状が違うこともある(「コキュートス」の場合、マティルダは指輪、シャナはペンダント)。 一つ目の例としては『炎髪灼眼の討ち手』の「コキュートス」、『儀装の駆り手』の「サービア」、『震威の結い手』の「ドンナー」、『犀渠の護り手』の「ターボル」など。このタイプが最も多い。 二つ目の例としては『剣花の薙ぎ手』の「昆吾」、『極光の射手』の「ゾリャー」など。 三つ目の例としては『弔詞の詠み手』の「グリモア」、『輝爍の撒き手』の「クルワッハ」、『具象の組み手』の「B.S.I」など。 フレイムヘイズが死んでも直接的には“王”が死ぬことはなく、そのためその“王”が二代目以降のフレイムヘイズを作ることはむろん可能。 だが、戦闘で力を消耗した状態で、荒れた狭間を渡るのは“王”であっても命の危険があり、また使命やフレイムヘイズとの親交から、 自身の力を燃やしてこの世に現れて戦い、燃え尽きて死ぬ“王”もそれなりの数に登る。(討ち手と契約する“王”は召喚の契約によって「この世」に縛られた状態であり、人を食らって“存在の力”を得るというプロセスを経ないまま顕現する。劇中では「薪のない大火を燃やす」と形容されている) ☆能力 フレイムヘイズは自身の身の内の“王”の力を振るうことができ、 存在を気配として感じることや、自分(契約する“王”)や外部の“存在の力”を操ることができるようになる。 その力は元人間の抱く『強さのイメージ』と契約する王の能力の融合で顕現し、そして力への欲求によって引き出され、 それを元人間の技量で扱い、自分の身体強化や、この世に不思議を生む『自在法』として使う。 自在法は二つに大別され、“存在の力”を技量のみで扱う誰でも使えるものと、契約する王の能力による固有能力がある。 そのため、固有能力に関しては契約する王で千差万別、フレイムヘイズといっても『炎使い』はむしろ少ないほど。そもそも「フレイムヘイズ」という名前自体、契約の際に人間が幻視する両界の狭間が「渦巻き揺らぐ炎」というイメージだったことからついた呼び名である。 あまりに炎を連想させるイメージが多い上、基本の自在法として「炎弾」があり、トドメに主役のシャナが本物の炎使いなので読者も混乱することがあり、質問コーナーでフリアグネがフォローしていた。 ☆活動 説得を聞き入れずこの世で暴れる徒を確実に止めるには、戦いと、彼らを殺すことが不可避であること、 人間が「人間としての全て」を捨てることに了承するほどの激情が必要な点から、 フレイムヘイズとなる人間は主に、徒に大切な人や者を奪われ、その復讐を望む人間が成る。 また、徒に復讐心を抱ける=存在の喪失を感じ取れる=徒という異物に反応するこの世の抗体、という存在でもある。 これは、封絶の発明により討ち手となる人間が減少した現在でも、相当数のフレイムヘイズが新たに生まれ、存在していることが裏づけとなっている。 その活動原理は主に、大災厄発生の阻止という大義と使命(世界のバランスを守る)、徒への復讐や怒り(徒を殺し、行動を阻止する)、 親交や矜持(友や人間社会を守る)などに分類される。 人間としての全てを代償に復讐の力を得た者が多い関係上、徒への復讐を第一の行動原理としている者が多いのは言うまでもない。 そのため、基本的には一人一党気質であり、共闘やコンビを組むことは稀。討ち手同士の争いも、殺し合いこそ珍しいものの衝突自体は珍しくない。 現代でこそフレイムヘイズの情報交換・支援組織「外界宿(アウトロー)」なども整備され、 情報交換レベルのことは頻繁に行われるようになったが(シャナのように外界宿をほとんど利用しない者は前時代的な存在)、 それ以前は外界宿も溜まり場程度で、フレイムヘイズ同士の繋がりは個人の親交程度以上のものは基本的には無かった。 徒との戦いが前提の存在であるフレイムヘイズにとって戦死は当然のことであるが、生き延びられたとしても、 いかに肉体的には超人であろうと精神は人間のままであるため、その性格や生き様によって心への影響は避けられない。 復讐心を保てず戦いに倦む者もいれば、復讐を成した後にも目的を失い自殺同然に果てる者、 使命の追求などの新たな目的を見つける者、あるいは道を踏み外した者、 使命感から『歪み』を均して二次被害を防ぐ『調律師』や支援施設『外界宿』の管理者に就く者など個々によって異なる。 ダンタリオンが強制契約実験(*2)によって生み出したフレイムヘイズなどは、使命感も復讐心も持たず目的がないどころかわけもわからずフレイムヘイズとなったため、 多くが道を踏み外したり自殺するなど悲惨な末路を迎えている。例外はサーレ・ハビヒツブルグくらいか。 そんな個人個人の思想でバラバラ、後手後手に回らざるえない彼らも、「使命」という共通の行動原理があるため、世界の危機には一挙団結できるという強みもあり、 中世にはとむらいの鐘、現代では仮装舞踏会という徒の大集団と戦うために、 「フレイムヘイズ兵団」という呼称の軍隊としてまとまって行動したこともある。 ☆フレイムヘイズ兵団 大規模な“紅世の徒”の組織に対抗するため、本来徒党を組むことがめったにないフレイムヘイズ達が集い結成された軍団。 16世紀の『とむらいの鐘』との大戦と現代の『仮装舞踏会(バル・マスケ)』との大戦時に二度にわたって結成された。 【16世紀】 “紅世の徒”たちの戦闘集団『とむらいの鐘』に対抗すべく、神聖ローマ帝国(現ドイツ)において結成された。 その結成には“炎髪灼眼の討ち手”マティルダ・サントメールと“万条の仕手”ヴィルヘルミナ・カルメルが大きく携り、組織編制、人員結集、物資調達など兵団の組織としての体裁は、“犀渠の護り手”ザムエル・デマンティウスが整えた。 軍団としての最低限の体裁はあるが、基本的に一人一党気質のフレイムヘイズたちを寄せ集めただけの烏合の衆に近く、戦略的な団体行動は苦手とした。 さらに、フレイムヘイズ側は大戦の発端となった『都ぐらい』を目的とするオストローデでの戦いや、『小夜啼鳥』争奪戦を始めとする、『とむらいの鐘』との長期に及ぶ激戦の中で多くの強力な討ち手を失っていた。 そのため、決戦の際には総大将のゾフィー・サバリッシュ以下、幹部や部隊長こそ数少ない腕利きのフレイムヘイズが配置されたが、兵力のほぼ全ては、万を越す『とむらいの鐘』の軍勢と正面から渡り合うために急遽“紅世の王”と契約した、独自の技も磨いていない新米フレイムヘイズたちから成っていた(*3)。 【現代】 中世の『大戦』の終結により解散して以降、『内乱』、ハワイ解放戦、対[革正団]戦争などの大規模な戦争でも再結成されることはなかったが、『仮装舞踏会』との全面戦争に突入するに当たって数百年ぶりに再結成された。 欧州のみであった中世の兵団とは違い、全世界規模の討ち手らで構成されていた。 ☆新世界「無何有鏡(ザナドゥ)」では 新世界では、存在の力に満ち溢れているために契約した王たちはフレイムヘイズを介さず、王たちが自分で顕現して活動することに支障がない。 そのためフレイムヘイズを生み出す必要はなくなった。(生み出すこと自体は可能と思われるが) 多数のフレイムヘイズも新世界にわたっているため、いなくなったわけではない。 しかし、作中でフレイムヘイズと契約していた王たちは新たなフレイムヘイズとの契約を結ばず単独で顕現し、「秩序派」としてフレイムヘイズたちと協力している。 そのため、現在生存しているフレイムヘイズが死亡すればフレイムヘイズも絶滅すると考えられている。 フレイムヘイズと徒の間が改善に向かいつつあり、更に秩序派の応援のある中では、かつてほど戦死するとは思われないが。 貴方に天下無敵の追記・修正を。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] タグの頭がゴンさんで吹いたww -- 名無しさん (2013-08-30 16 19 34) 徒より質の悪い討ち手もいるから困る -- 名無しさん (2013-11-28 13 21 19) Fate的に例えるとデミサーヴァントだと思った。 -- 名無しさん (2020-04-11 22 56 42) この世とのかかわりがなくなるからフレイムヘイズにいわゆる偉人(ジャンヌとか)が登場しない反面、異世界から来た紅世の徒は神話・伝説で語られる神やら怪物やらの名を持つ。皮肉というかなんというか。 -- 名無しさん (2020-08-14 18 40 54) 名前 コメント